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Record with VFR400R  NC24

Record with VFR400R NC24

ダンロップGT601 ARROWMAX

私のバイク、VFR400R(NC24)は

ここ10年以上の間、

ず~~~っとダンロップのTT900っていうハイグリップタイヤを履いてました。

ハイグリップ、って言う言葉には、レプリカ乗りは惹かれますからね。

しかしこのタイヤは、レース向きっていうことだからなのか

タイヤのプロファイル・・・・まぁ、形状ですね・・・・が

おむすび型なんです。とんがってるんですよ。

バンクさせた時に、接地面を稼げるように、って事みたいなんですが

実は私・・・・この形状が大っ嫌いでした!!!

なんか古くさいし、何よりこの形状のおかげで

直立からバンクさせて行くときの動きが安心出来ない。

急に倒れ込んで、と言えば聞こえはいいのですが

いわゆる不安定に感じるんですね。

また、フロント16インチのNC24ではこのおかげで

フロントとリヤの動きがちぐはぐになりがちだったんです。

そうしてなにより、リヤの130/70-18というサイズが無いっ!!!

なので140/70-18っていうワンサイズ太めを履かせていたんですが

こうすると同じ70扁平でもタイヤのハイトは高くなり、またタイヤの形状のおむすび型も

さらに強調される感じとなり、あああ~~~~~~って思っていたのです。

で、リヤのリム幅は130が適正の3.5インチなんで、140嵌めても

タイヤ幅は太くはならないんですよね(いやほんの少しは太くなりますが)。


と、まぁカッコイイタイヤが無かったもので、ずっと我慢していたんですが、

かれこれ4年近く前に発売されたダンロップのバイヤスタイヤ、

GT601ってタイヤはパターンも良い感じだし、現代のタイヤでもあるし

すご~~~く気になっていたのです。





だってTT900なんて、もう10年以上前の設計ですからね!!古すぎ!!


ということで今年車検が来るVFRのタイヤを交換することにしました。

タイヤはいつものように、嫁さんが買ってきてくれましたが

いやGT601って、カッコイイパターンしてるじゃないの!!

TT900よりも好きですね。現代のラジアルタイヤ風パターンが素敵!

もうあんまりタイヤ、選べませんもんね、旧車のバイヤスタイヤってね。

ですんで、かっこよさがあるタイヤは逃せませんね!!!



今日は朝からタイヤ交換。

自分で組み替えるんで時間はかかりますが

あせらず、急がずで進めます。







VFRからタイヤを外していると、近所のお寺のおばちゃんや、

親戚のおっちゃんも見に来ます!

え???お寺のおばちゃん、手伝ってくれるって????

・・・・いらぁぁ~~~~~~ん!!!(笑)

慣れない人は危ないから手を出さないでねっ!!!

まぁ、自分でタイヤ組み替えてるのなんて、

ここらへんじゃぁ珍しいですもんね(笑)。

今日は妹ちゃんが学校休みですけど、私が作業していると

`手伝ってやる~~~!’って

外したホイールを磨いてくれました!!助かる~~~~~~!








しかし毎回、タイヤをホイールから外したりは

要領と体力が必要ですよね~~~。

なかなか外れないし、またはめ込むときにも簡単には入らないっ!!

そうしていると今度は、郵便配達の人がバイクでやってきて

`結束バンド使って交換すると簡単みたいですよ~~~!’

`Youtubeで検索すると出てきますよ~~~’

って教えてくれました。

ちょっと休憩の時にパソコンで見てみたんですが・・・・・

やっぱり悪戦苦闘してますやん~~~~~!!

ということで、

やっぱり今まで通りに地道に組み替えを行いました。

ま、どうにかなるもんですね。





はめ込みは、外すより少し楽ですが、

や~~っぱり難しいもんですわい!!

みんさんは、お店に頼んだ方が楽ですよ~~~~~~~!

でもね、ホイールにキズなんか付けられるいやだから自分でやっちゃうんですよね。
(自分でも少しはキズ、つくもんですけどね)


さて、なんだかんだで4時間かかって、どうにか組み替えは終わりました。

タイヤのビードをホイールに入れ込むのは

エアコンプレッサーを使わないと無理!!

しかし家には・・・お父様が購入したエアコンプレッサーがあるのです~~~





良かった~~~~~!あっという間に終了よ!!

以前は手押しの空気入れで気合いでいれ込んでましたもんね!(2時間かかって・・・・)


さてお次は・・・・バランスですね。

昔から持ってる簡易的なバランサーに乗せて

くるくる回してはウェイトを貼る位置を探します。










しかし上手くなったもんだ。

10年前だったら、この作業を一晩かかってやってたのに

1時間もかからずに前後タイヤのバランス取り終了です。

妹ちゃんは、`一日がかりの作業やね~’って言ってますが

昔に比べれば半分以下の時間です。

早いもんですねっ!!



それからVFRに装着して・・・・終了!!!







うわ、TT900の140/70-18を履いていた時より

GT601の130/70-18の方が、タイヤ薄い感じでいいじゃないの????????

うんうん。

さてそして乗った感じですけど

別に褒めようと思って乗ったんじゃないけれど

このタイヤ、人間の感覚にマッチしてますね。

まずはダンピングが効いた乗り心地。

空気圧を適正にした状態でTT900とは、圧倒的に違う。

しなやかさがあって、タイヤが潰れて路面からの衝撃をいなしている感じがわかる。

でもしっかりしているんですね。

そしてタイヤのプロファイルが綺麗なラウンド形状なので

直立からバンクまでが穏やかに移行します。

でも粘る感じでは無くて、その動きはスムーズ。

前後のタイヤの感覚のズレも無く、あくまでバランスが捕れています。

グリップに関してもさすがに現代のコンパウンド。

ツーリング寄り????ホントに???

結構柔らかめのコンパウンドだし、

何よりタイヤの温まりが早い!!ってことは

すぐにグリップが立ち上がる、ってことですよね。

ハイスピードでも不安のないグリップを持っていますよ。

雨の中は走ってないんで、レインのグリップはわかんないんですが

深めのグルービングとパターンを見ても

期待は持てそうです。

さて、それから実は私にとっては大きな変化があった事もご報告。

VFR400、このフロント16インチですが

もう20年くらい前に交換したタイヤ、TT700から

時速60kmくらい前後で手を離すと(少し手を浮かしてみるだけですけどね!)

ハンドルが左右に振れだして、だんだん大きくなってきていたのです。

タイヤバランスを取り直してもダメ。

フロントフォークのオイル粘度を変更したりして見ましたが

軽減されることはあっても、無くなりませんでした。

V型エンジンの振動で、仕方ないのかも・・・・と

あきらめていたのですが・・・・・・

それが、このGT601に交換したとたん、

無くなっちゃいました!!ブレが!!

観察すると、タイヤの溝由来や、路面のアンジュレーションで

小さく振動は起きています。

でもそれ以上振動が増幅されること無く、

まっすぐ走る方向へ打ち消されているんです。

そうそう、純正のタイヤの時はこうだったもんね!!

ブレ、TT900の時は新品タイヤの時は少し軽減されていたのですが

GT601はそれとは比べものにならないくらい、改善されています。

これは大きいですね。

総じて、タイヤの乗り心地やバランス、プロファイルなどについて

昔々VFRにはめていた、ミシュランハイスポーツ、TF11、TG22って言うのに似てる。

グリップもそれくらいはある感じ。

なんか、いいタイヤに巡り会った感じですね。

しかしこのタイヤのライフはどれくらいかは、まだ分かりません。

3年くらい持ってくれればいいなぁ。

ライフ末期の性能が大きく下がらないことを願って

このタイヤを楽しみたいと思います!!

NC21やNC24に乗ってる皆さん!!(いるんかな、まだ・・・・)

このダンロップGT601、お勧めですよ!!


2018.06.23



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